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ロハスな住まいと生活のススメ、自然素材と暮らし、生活していくための、アトリエDEFからの提案です。第3回目はみんなの森林です。
長野県は山国です。面積に対して、森林率は78%。豊かな森林資源があります。 さて、日本はどうでしょうか? 3,777万7ha(ヘクタール)の国土面積のうち、67%を森林が占めています。 日本は世界有数の緑の国なんです。 森林資源が豊富な日本ですが、私たちと山との接点は、本当に遠くなってしまいました。
初めは小さな小さな種子からが土の上に根を下ろします。1本の苗木として主にスギやヒノキを植林していきます。現在は単一種のみでなく広葉樹をまぜたり、植える年をかえたりしています。植林された幼木は生育の過程でさまざまな手入れをしなければいい木になりません。例えばこんな作業があります。
下草刈り 苗木が周辺の下草に埋没しないように刈り払う作業
つる切り 葛や藤などつる草がまきついて生育の邪魔にならないように切ってあげる作業
間伐 同じ時期に植林した苗木でも日のあたり方などにより生育状態がちがってきます。 森林内の照度を調整してあげるために、木を切り密度を調整してあげます。
枝打ち 下枝を切り落とし節をつくならいようにする作業
除伐 形の悪い木を間引く作業
つる切りや間伐、枝打ちという作業は生育するまで5〜10年周期で行う必要があります。
大きく成長した木は伐採され、木材として家づくりや、家具つくり、などに使われるため街へと降りていきます。材木として家の構造材や仕上材、家具などとして長い年月を過ごします。そしていつか役目を終えたとき、ムクの材料は地球に帰っていきます。伐採された後には、新たな苗木が植林されます。
最初から植林するときに半分からはじめればいいんじゃないの?とも思いますが、苗木はとても弱いものだから、間をあけすぎたりすると周囲の草に飲み込まれてしまうんだそうです。 それに病気や枯れてしまうことも・・・。 長い長い年月をかけて成長する木ですが、苗木の頃は本当にやさしくしてあげないといけないんです。

手入れをしなくなった山は次第に日光が入らなくなり、薄暗くなってきます。日光が入らない山は下草が発達しないので、植物の成長ができにくくなります。 結果、山が荒れてきて、土砂災害が起こりやすくなったり、山に住む動物たちの食糧が不足し、 街に出てきてしまうといったことも起きてしまいます。

今材木として売られている木材のほとんどが安価な外国産の材木です。私たち日本は豊かな森林資源を持ちながら 外国の森林を伐採し輸入しています。林業は山の手入れをし数十年先の山の状態を見ながら行われています。 今年植林された苗木が家づくりの材料として使われるまで60年、80年、100年と手入れを続け、良い木材とになるように 手入れをして見守っていかなければなりません。 国内の木材価格が低迷し採算が取れなくなっていることや、林業従事者の減少などから手入れが放棄されることが多くなって着てしまいました。
植林されてつくられた山は、木の畑である。という人がいます。 たしかに計画的に植林され手入れをされ、60年、100年後の材木として市場に出て行くことを 考えるとそうかもしれません。 しかし、今日本は豊かな森林資源を持ちながら、外国の森林を伐採し輸入しています。 森林を伐採し続けている私たちは地球の温暖化という問題を人類が負ってしまったのも事実です。 今私たちが使っている木材は、100年前小さな苗木として山に植えられたのかもしれません。森林のはたらきについては山と家をご覧下さい。
私たちにできることってなんでしょうか?
まずは林業の現状を知ることではないでしょうか。デフでも森林教室を開催して、できるだけ多くの方に森を知ってもらいたいと思っています。 豊かな森林資源を守ることは私たちの暮らし、地球環境を守ることにつながります。 住宅や家具、間伐材をつかったペレット燃料や紙資源など、目を向ければ暮らしのいたることころで森からの資源が利用されています。木の持つ働きを知って、身の回りでできることを家族で考えてみるのもコミュニケーションのひとつになるかも。

デフの前のちいさな庭も芽吹きが始まりました。 「みんなのはたけ」も昨年はトマトやナスやピーマンが大豊作♪ 今年は何を植えようか計画中です。 自然の力の助けをかりてやさしいガーデニングを楽しみましょう。
農薬や化学肥料は科学的に合成されたもの。 病気や虫から植物を守るために農薬を散布したり、 よく育つように化学肥料をたっぷり与えたり、 無農薬野菜を選んで買うのに、庭の草花や野菜には農薬や化学肥料をたっぷり なんて矛盾してますよね。
木酢液は木を燻煙したときや炭焼のときなどにでる液体です。 この木酢液を水で薄めて虫のついてしまった植物にスプレーしてあげると 虫よけの効果があるそうです。

木酢液もそうですが、 アロマテラピーの精油(エッセンシャルオイル)の中にも 虫が嫌うにおいがあります。 たとえば、シロトネラ、レモングラス、ゼラニウムなどは防虫の効果がある精油です。 精油の力を利用して虫よけスプレーを作ってみるのも楽しいですよね。

今は自宅に生ゴミ処理機を置く家がありますよね。自治体によっては少し補助金 がでたこともあったようです。コンポストは生ゴミを土の中のミミズや細菌、微生物の力を借りて有機肥料として利用する方法。 今の生ゴミ処理機には肥料として使えるというものもあるとか、 自然界のライフサイクルを利用して栄養たっぷりの土作りに挑戦するのもいいで すね。
アトリエDEF/自然素材で木の家をつくる長野県上田市の工務店です。自然素材、住まい、生活、暮らし、環境保護をテーマに地球にも負荷をかけない住まいづくりを提案します。